
ギンビスの取り組み GINBIS INITIATIVES


製品に対する取り組み
焼き菓子へのこだわり
焼き菓子へのこだわり

ギンビスは、創業以来一貫して「焼き菓子」にこだわり続けてきました。とくに、素焼きハードビスケットでは、日本一を目指しています。「深焼き」については、生地の状態・温度管理・焼成時間など、あらゆる要素を完璧のバランスに仕上げないと良いビスケットは生まれません。ギンビスは、昔ながらの職人が長い歴史の中で培ってきた匠の技を継承し、絶妙の加減で焼き上げる技術を磨いてきました。この「焼き」の技術を生かし、油で揚げずに仕上げたノンフライスナックも、ギンビスならではの人気商品です。
また、その他にも独自の製品開発に取り組んでいます。しみチョココーンで使われている「しみチョコ🄬」(含浸製法)は、日本ではギンビスが他社に先駆けて取り入れた製法で、古河工場には日本最大級の含浸プラントを備えています。
ギンビスの取り組みは単に技術だけではありません。「お菓子に夢を!」の理念のもと、おいしく、楽しく食べていただけるよう形状にもこだわっています。アスパラガスビスケット・たべっ子どうぶつ・しみチョココーンなど、いずれもこだわり抜いた形状で、お客様が手に取りやすく、また目でも楽しんでいただけるように工夫を行っています。
「しみチョコ®」とはギンビスのチョコをしみ込ませる技術と商品の総称です。
品質管理
品質管理


ギンビスは、創業者・宮本芳郎の「品質こそ販売の生命線」という理念のもと、老舗の菓子メーカーとしての自負をもって、高いレベルの品質管理に取り組んでいます。2008年3月には古河工場でISO9001の認証、2017年7月にはFSSC22000の認証を取得(FSSC22000認証取得に伴いISO9001認証は解除)。これからも、お客様に安心していただけるお菓子メーカーとして、日々改善に取り組んでまいります。
アレルギーに対する取り組み
アレルギーに対する取り組み
全商品卵不使用
ギンビスでは、工場の設備や、従業員への品質管理意識の徹底はもちろんですが、お客様に安心して食べていただくための取り組みを進めています。
その一つがアレルギーに対する取り組み。ギンビスの商品は全品「卵不使用」です。卵を召し上がることができないお客様にも安心して召し上がっていただきたいという思いから、全ての商品で卵を使用せず、安全でおいしいお菓子を作っています。

サステナビリティに対する取り組み
ギンビスでは経営方針である「International(国際性)」「Independent(独自性)」「Instructive(教育性)」の『3つのI』を製品やサービスの創造などさまざまな形で具現化し取り組んできました。また「お菓子に夢を!」と「お菓子を通して世界平和に貢献する」という経営理念のもと、以下の取り組みを行っております。
主な取り組み
1.学びを身近に
手に取りやすい価格のビスケットにどうぶつの名前を英語で表記したり、パッケージに知育要素のあるコンテンツを載せることで、英語を学ぶきっかけづくりや、親子のコミュニケーションに貢献。親子イベントへの協力や、学生のキャリアインタビューを受け入れるなど次世代に繋がる取り組みも積極的に行っています。
2.つくる責任とつかう責任
1/3ルール※などで余剰となってしまった商品を破棄せず、生活に困っている方や食べ物が必要な方へ寄付するなどして、食事の応援と食品ロス削減の工夫をしています。
食品残渣の処理についても、ビスケット類を製造する過程で発生する不良品などの残渣を、飼料化を行っている業者に提供しています。
※1/3ルールとは納品期限・販売期限に関する商習慣で、食品の賞味期限を3等分し、製造後1/3を超えると賞味期限が残っていても「販売期限」が理由で商品が破棄となる可能性があります。
3.環境
廃棄プラスチック削減、紙資源の有効活用、消費電力の削減にも取り組んでいます。
工場から排出される包装紙に使用しているプラスチック類について、包装機械を調整する際に出る余分な材料や不良品(例えば、ショーレックスという廃棄物)を100%固形燃料(RPF)化できる事業者に収集運搬および処理を委託し、廃棄プラスチック削減を行っています。紙資源では原料、資材の納品時に使用されている段ボール類については、すべて再生可能になるようリサイクル事業者により引き取りおよび処理を依頼しています。また、電力は工場の照明を2014年からLEDに切り替え、2022年には古河工場に太陽光パネルを設置し、消費電力量の削減に努めています。


ギンビスの社会貢献活動
更生保護法人 自誠会
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法務省の推進する「社会を明るくする運動」の、リーフレットサンプリングに参加した際の様子。 -
更生保護施設の職員や協力企業に対する顕彰式の様子。
ギンビスでは、「お菓子に夢を!」というスローガンのもと、社会に夢を与えることのできる企業でありたいと、さまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。
取り組みの一つに、「更生保護法人 自誠会」があります。自誠会とは青少年の社会復帰の支援を目的として、昭和27年に設立された財団法人で、設立当初は改善更生施設の運営からスタートしました。
設立は、ギンビスの創業者の一人である宮本須美子により行われ、本人自ら入居者の育ての母として、彼らの立ち直りに全力を尽くしました。その結果で自衛隊や自営業への道を切り拓く者、また、ギンビス古河工場の優秀な幹部となった者も現れました。
残念ながら昭和38年に付設作業所の消失が原因で、活動は一時休止に追い込まれましたが、その後、更生保護会への助成を目的とする「連絡助成保護会」として活動を再開しました。
平成8年の更生保護事業法の施行とともに、更生保護法人として認可され、更生保護施設の運営・整備の費用に対する助成、関係機関・団体に対する助成、更生保護施設などの職員に対する顕彰など、設立当初の理念そのまま現在も活動を続けています。
「おしごと年鑑」協賛
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おしごと年鑑 2024年 -
おしごと年鑑 2024年
おしごと年鑑とは、企業・団体からの協賛を得て、全国すべての小中学校と教育委員会等に寄贈されているキャリア教育の教材です。
学校で教材として授業に活用されています。2024年度版では106P、107Pに「愛され続けるお菓子にはどんな歴史があるの?」というタイトルで掲載されています。

新しい取り組み
イベント
たべっ子どうぶつLAND

「たべっ子どうぶつ」の世界観を体験できる屋内型リアルイベント。2023年に東京ドームシティGallary AaMo、2023年・2024年に横浜・ASOBUILDで開催し、計3回で合計25万人を動員しました。会場限定のコンセプトカフェや、デジタルアトラクション、フォトスポットなど親子で楽しめるコンテンツや、キャラクターと触れ合えるグリーティングやランウェイなど「たべっ子どうぶつ」を楽しみ尽くせるスペシャルな空間となりました。










写真:2023年東京ドームシティGallary AaMo/2023年横浜・ASOBUILD/2024年横浜・ASOBUILD
たべっ子水族館 meets in 水族館
「たべっ子どうぶつ」シリーズの「たべっ子水族館」が水族館とコラボしたイベント!『アクアワールド・大洗』『横浜・八景島シーパラダイス』『仙台うみの杜水族館』『AOAO SAPPORO』で開催しました。スタンプラリーやクイズラリー、ビスケットのモチーフとなっている生きものたちを楽しく学べる解説パネル、フォトスポットなど子どもから大人まで楽しめるコンテンツが数多くありました。





映画

©ギンビス ©劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会
映画化決定!
映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」
2025年5月に「たべっ子どうぶつ」初映像化であるフル3DCGアニメーション映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』が公開します。日本最高峰のスタッフが描き出す“ちょい濃いめ”キャラに癒やされる、ドキドキの大冒険です。
映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」
公開:2025年5月1日(木)全国公開
配給:クロックワークス・TBSテレビ
アニメーション制作:マーザ・アニメーションプラネット
企画・プロデュース:須藤 孝太郎(TBSテレビ)
脚本:池田 テツヒロ
監督:竹清 仁(モンブラン・ピクチャーズ)
ゲームアプリ&キッズユニット
たべっ子どうぶつTime
2024年3月にギンビス初の公式パズルゲーム『たべっ子どうぶつTime』をリリースしました。事前登録者数40万人を達成し、7月末には60万ダウンロードを突破しました。ゲームはなぞって繋げるだけの簡単操作により、それぞれ異なるスキルを持ったかわいいどうぶつたちとパズルに挑戦。パズルをプレイすることで家具を集めて、自分だけのどうぶつたちのハウス作りも楽しめます。
(企画・開発・運営:Dynamic track/企画・プロモーション:Prime number/企画協⼒:ツインプラネット)
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たべっ子どうぶつTime メインビジュアル -
たべっ子どうぶつTime パズル画面 -
たべっ子どうぶつTime ハウス画面
たべっ子キッズ
ギンビスの企業理念「お菓子に夢を!」を体現し、人々の心を悦ばせ、癒し、元気づけるプロジェクトとして、秋元康氏プロデュースで、オーディションで全国から集まった歌とダンスが大好きな9名の小学生からなるキッズ音楽ユニット「たべっ子キッズ」が誕生。2024年9月24日にDebut Single「ツブウド・コッベタ」をリリースしました。この曲は『たべっ子どうぶつTime』のオリジナル主題歌で、「たべっ子どうぶつ」のように世代を超えて愛していただき、学校行事やイベントなど様々なシーンで親しんでいただきたいという思いが込められています。
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「ツブウド・コッベタ」ジャケット写真 -
たべっ子キッズとたべっ子どうぶつ集合写真
POP UP SHOP
2024年に累計250店舗開催を突破!
期間限定のPOP UP SHOPを日本各地で開催。
2020年12月より実施。2023年の「たべっ子どうぶつ」45周年には〈おおきならいおんくんバルーン〉や〈虹のアーチバルーン〉が登場、「たべっ子どうぶつランド by VILLAGE VANGUARD」も開催し、都道府県、71か所を巡回しました。
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たべっ子どうぶつランド by VILLAGE VANGUARD -
たべっ子どうぶつPOP UP SHOP
たべっ子どうぶつ祭り
たべっ子どうぶつの仲間たち一緒にお祭りで盛り上がれる「たべっ子どうぶつ祭り -by VILLAGE VANGUARD-」を開催。お祭りを模した会場内では、お菓子やグッズを購入できるだけではなく、やぐらや様々な屋台、新たなフォトスポットが登場し、お祭り気分を存分に楽しめます!
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入口(たべっ子どうぶつ祭り) -
らいおんくんの巨大やぐら -
たべっ子どうぶつヨーヨーつり
企業コラボ
ブランドの魅力や世界観をより多くの方へお伝えするため、様々な企業とコラボレーションをしてグッズ販売や、イベント開催、キャンペーンを実施しています。
過去にお取組した企業とコラボレーション実績を一部ご紹介します。
- ・株式会社シー・シー・ピー
- ・株式会社BANDAI SPIRITS
- ・ライソン株式会社
- ・株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
- ・サンスター文具株式会社
- ・ニューエラジャパン合同会社

海外での取り組み
海外25カ国以上へ展開

ギンビスは、海外展開にも積極的に取り組んでいます。
これは、私たちの理念である「お菓子に夢を!」を、世界中の人にお届けしたいという願いからです。現在ギンビスが事業展開している国は、約25カ国ですが、それぞれの国の人たちに合わせてパッケージや商品内容を変え、その国の人々に最大限喜んでもらえるような工夫を凝らした商品を展開しています。
そんなグローバル展開の拠点となるのは、中国広東省にある汕頭工場です。
ここで生産される海外向けのたべっ子どうぶつやポテトスナックなどは、国内で培った焼き菓子へのこだわり・技術をそのままに再現した味であり、その品質は海外のお客様からも高い評価を得ています。
海外工場

ギンビス 汕頭工場
- 会社名
- 金必氏四洲食品(汕頭)有限公司
- 所在地
- 中華人民共和国広東省汕頭市
- 設立
- 1998年
ギンビスの海外向け商品を生産している工場です。
海外マーケティング活動
ギンビスの経営方針である「3つのI」(International 国際性、Independent 独自性、Instructive 教育性)の中で、Internationalの位置付けは重要です。日本商品と中国商品は世界の25カ国以上に出荷され、皆様にその美味しさ、品質の良さ、安心・安全を満足頂いています。企業のグローバル化を目指すため、世界各地で営業とマーケティング活動を繰り広げ、ギンビスの知名度アップ、ブランドイメージの高揚を図っています。
アメリカ ロサンゼルス
中国(上海/成都)
中国での販促活動

スーパーマーケット・トレードショー
スーパーマーケット・トレードショーとは毎年2月に開催される日本最大級の流通業界展示会です。ギンビスは2010年からこの展示会に参加し新しいブランドや商品、取り組みをアピールしています。
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2025年スーパーマーケットトレードショー -
2025年スーパーマーケットトレードショー